コロナショックで大損する投資家の3つの共通点

株式会社サヤトレの増田です。

本日は「大損する投資家」をテーマにお届けします。

コロナショックの影響で世界中の経済が混乱しています。

昨晩のアメリカ市場では、FRBが緊急の利下げを発表しました。

しかしその反応は、薄くNYダウは、−2.94%と大きく下落しています。

そして朝方の日本株は、為替が円高になっている中で堅調に値上がりしています。

日本円を印刷出来る日銀が買っているのか?

年金を運用しているGPIFが買っているのか?

本日も公的なお金が株式市場に入り株価を押し上げていると予想します。

前回のアメリカの緊急利下げは、2008年のリーマンショックの時です。

2007年〜2008年のサブプライム→リーマンショックの日経平均暴落の高値から安値の下落率をまとめました。

■2007年〜2008年 サブプライム→リーマンショック
高値18300円→安値6994円(下落率:61.78%)

■2020年〜現在 コロナショック→???
高値24091円→安値20834円(下落率:13.52%)

直近大きく下落しているように感じますがあくまでも「下落幅」であり「下落率」で考えると、まだそこまで大きく下落しておりません。

今でも大きな下落と感じている投資家は、多いと思いますが下落の余地としては、まだまだ十分にあると想定した方が良いでしょう。

リーマンショックの下落の4分の1程度なのです。

そんな直近、騰落の激しい株式市場において資金を失って退場していく投資家が増えています。

本日は、コロナショックで大損した人の共通点をまとめました。

逆を言うとこの3点をやらなければ、リーマンショックで生き残る事も可能です。

相場で生き残るためにも参考にしてください。

■コロナショックで大損した人の共通点

その1「高いレバレッジ」

投資で大損する一番の理由はこれです。

レバレッジとは、保有している運用資金の金額以上で運用が出来る事を意味します。

投資の世界では、100万円を口座に入れておくと株式の場合は、信用取引で300万円分可能です。

FX・先物・オプションの場合には、数十倍のレバレッジで取引が可能です。

口座に入れている資金内で投資をしていた場合直近の高値で買ったとしても日経平均の下落率は、-13.52%なので、100万円の資金が86万4,800円に、目減りしているようなイメージです。

本日株価は、上がっていますし、大丈夫ですね。

しかし高いレバレッジをかけていた方は、途中で追証になったりして大損しているのです。

投資で大損して資金が無くなる投資家は、高いレバレッジで取引している事がほとんどです。

しかし高いレバレッジをかけても大損しない方法があります。

その2「損切り」です。

「高いレバレッジをかけて、損切りをしない。」

上記を行い予想が外れると簡単に運用資金の100万円は、無くなります。

本当に簡単です。

逆を言うと予想が当たると簡単に100万円が2倍になって利益となります。

リスクとリターンは同じです。

密に計算して勝てる自信と損失を受け入れる覚悟で勝負する上級者の投資家も中には、いますが普通は無理です。

辞めておきましょう。

「高いレバレッジを賭けずに、ちゃんと損切りする」

この2点を守るだけで、相場から退場する事は、ほぼありません。

そして最後が「分散」です。

個別銘柄で考えると分かりやすいですが1つの銘柄に全額現物で投資をしたとしてもある日急に企業の不正が発覚して倒産するかもしれません。

損切りしたくても損切り出来ない。

上記のような事が個別銘柄の場合、発生します。

そうならないために投資対象は、いくつかに分散する事が大切です。

これは株式だけの話ではなく円資産の他にドル資産を持つ意味での分散や投資するタイミングを1回で行わず毎月定期的に行うなど期間の分散も意味しています。

以上が相場から退場する投資家の共通点です。

本日お伝えしたい事は、相場で大損せずに生き残るコツです。

情報をまとめると・・・

高いレバレッジをかけず、分散投資して、損切りをする。

この3つを意識すれば、相場から退場する可能性は、ほとんど無くなります。

直近の相場やご自身の資産運用のヒントにしていただければ幸いです。

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