GAFA・4社でケンカした場合の考察

株式会社サヤトレの増田です。

本日は「GAFAのビジネスモデル」をテーマにお届けします。

GAFA(ガーファ)とは世界の大手IT企業4社

「Google」「Apple」「Facebook」「Amazon」

上記の頭文字を集めた呼称です。

四天王や四皇みたいでカッコいいですね。

各社の戦闘力(時価総額)を数字にするとこんな感じです。

【GAFA時価総額2021/05】

■Apple:2兆1235億

■Amazon:1兆6298億

■Google:1兆5355億

■Facebook:8891億

本日は、上記の時価総額に関係なく私個人がこの4社で殴り合いバトルをした場合、誰が一番強いのかを妄想で考えました。

バトルのルールとしては、合法範囲内で違法スレスレの事までやってOKです。

投資家目線として企業のビジネスモデルを考える際のヒントになれば、幸いです。

ランキングの順位として4位からお届けします。

それではスタート!

第4位:Facebook

フェイスブックは、残念ながらApple・Googleに勝つ事は難しいWEB上のアプリサービスです。

世界の個人情報をデータとして保有している事は、洗脳や世論操作が出来るので中々強いスキルです。

しかしこれはGoogleも本気を出せば可能です。

そして何よりもAppleのiPhoneやGoogleのAndroidにてフェイブックのアプリを消しますと言われたら終わりです。

実際に現在、個人情報を取得してその人に合う広告を出すフェイスブックの仕組みをAppleは、辞めさせたいとフェイスブックと揉めています。

フェイスブックのビジネスモデルは、他社企業からの広告費です。

AppleやGoogleがフェイスブック締め出せば、フェイスブックを使う人が減り、広告収益が減ります。

それらの理由からも第4位とランクしました。

第3位:Amazon

通販物流とWEBサーバーのアマゾン。

アマゾンが提供するサーバーのAWSは、現在、世界中の企業が利用しています。

AWSが止まったら、世界の多くのWEBサイトが使えなくなってしまうので、中々強いスキルです。

しかし、通販もサーバーもなんだかんだ他の代替えが効く可能性が高いでしょう。

AppleとGoogleに多少のダメージを与えられたとしてもこの2社ならば、自社でサーバーを作り独立出来ます。

またフェイスブックと同じようにAmazonもスマホやWEB上のアプリです。

Kindleという端末も作っていますがまだまだ使っている人は少数だと思います。

AppleとGoogle製品に締め出されたらAmazonは、かなり厳しいのが予想できます。

第2位:Apple

時価総額世界1位のAppleを2位にしました。

AppleがGoogleに勝てないと考えた理由は「検索エンジン」です。

私はインターネットにおいて「検索」と「OS(パソコンやスマホ)」が最も重要であると考えています。

Appleは、MacやiPhoneなどのハード面は最強です。

世界中でMac製品が使われています。

しかしソフト面では、Googleに劣ります。

皆様もiPhoneの中で使っているは、Googleの検索だったりGメールだったりYoutube やGoogleマップではないでしょうか?

過去にAppleのiPhoneがGoogleマップを締め出して、自社開発の地図を使うようにGoogleにケンカを売った事がありました。

ユーザーは、精度の低いApple地図よりもこれまで通りにGoogle地図が使わせろとAppleに文句を言い続けた歴史もあります。

GoogleとAppleが殴り合いになりAppleのiPhoneにてGoogleサービスの全てが使えなくなったと考えてみてください。

Google検索もGメールの確認もYoutubeも観れないiPhoneになります。

iPhoneとしての価値は薄れると思いませんか?

しかしAndroidスマホに移れば、それら全てのアプリが使えます。

多くのユーザーがGoogleのAndroidに切り替える可能性が高いです。

そして最後が第1位のGoogleです。

私は、Googleは、世界最強のIT企業だと考えています。

Googleの凄さは、改めてメルマガ記事にしますが一番凄い点は、やはり「検索エンジン」です。

インターネットにおける一番重要な最初の窓口は「検索」です。

これを牛耳っていて、かつみんなが使うハードのスマホ(Android)やパソコン(クロームOS)を作っているGoogle。

検索とハードのどちらも抑えています。

Googleは、人が検索したワードに適した検索結果を表示します。

しかしその検索結果表示のアルゴリズムは、Google社が決めている独自の仕様です。

例えば「サヤ取り」とネットで検索した場合弊社のWEBサービスの「サヤトレ」は検索結果の1ページ目に表示されます。

これは、Googleが「サヤトレ」は「サヤ取り」という単語を検索している人が探しているWEBサービスと認めてくれているからです。

仮にサヤトレの検索結果がGoogle検索で表示されなくなってしまったら、サヤトレは、誰にも見つけてもらう事が出来ません。

IT業界は、Googleを怒らせる違反をすると検索順位を下げられたり、最悪の場合には、検索結果に表示されなくなるなど
ペナルティーの仕組みもあります。

Youtuberも全員Googleには逆らえません。

もしGoogleでApple関連の検索をした際にGoogleが本気で嫌がらせをすれば・・・

「Apple」と調べたら「果物のリンゴ」が一番上にでる。

「Mac」と調べたら、「マクドナルド」が一番上に出る。

「アイフォン」としらべたら、日本企業の「アイホン株式会社」が出る。

などなど、Googleは、Appleの検索を封じる事も出来るのです。

これらの理由からGoogleを1位にしました。

【増田が考えるGAFAでケンカしたら強い順】

■1位 Google:1兆5355億

■2位 Apple:2兆1235億

■3位 Amazon:1兆6298億

■4位 Facebook:8891億

以上、GAFAのビジネスモデルを理解して投資する際のヒントになれば幸いです。

上位のランキングなど私の考えと異なる方は、投資家オンラインコミュニティー「CRANEs」にてご意見お待ちしております。

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