株式会社サヤトレの増田です。
本日は「企業の倒産」をテーマにお届けします。
2020年コロナウイルスの感染拡大で日本だけではなく世界は中が混乱しました。
人と人の接触によってウイルスが拡大するので世界中で経済活動が縮小傾向です。
そんな状況の中、最近では、自粛のみではなく経済活動もなんとか再開しないとマズイという声が以前よりも、沢山聞こえるようになってきました。
日本では、2020年3月に感染拡大して4〜5月は、多くのお店や企業が自粛していました。
6月に自粛が明けて少しずつ日常に戻ってき7月に入り感染者は増加。
現在、「自粛」と「経済」のどっちを取るかトレードオフの難しい選択を迫られています。
【参考記事】
2020年4月から自粛がスタートした事を考えると4、5、6、7月と約4か月が経過しました。
そんな中で日本の企業の倒産件数は、前年よりも増加しているものの当初、私が思ったほど多くはありません。
私個人の2020年3月時点の予想ですが・・・
2020年7月から企業は、連鎖で倒産しまくる。
そう予想していたのです。
4か月前の相場シナリオですが現状は、まだそうなっておりません。
■日本株は、好調に推移して上昇(公的資金?)
■企業の倒産数も思ったほど高くない(粘っているだけ?)
私の経済予想やシナリオが外れるのは、よくある事なのですが、実は今回の予想は、自分の中で結構、自信がありました。
株価の上げ下げは、お金を印刷できる日銀やGPIF(年金の運用)が買えば、上がるので分かりませんが、少なくとも企業に関しては、これから倒産が増加していくと予想しています。
一般的な企業としては、3か月くらい売上が無くても耐えられるくらい内部留保で貯金しています。
現在7月なので、業種によっては、貯金を使い果たした企業は多いでしょう。
そしてほとんどの会社の内部留保としては、6か月経過すると潰れてしまうみたいです。
銀行の融資など借りやすくなっているみたいなのでお金を借りてしのいでいる会社も多いと思います。
国としては、会社が倒産しないように助成金やGOTOキャンペーンなどで対応を取っている状況です。
焦って実行しているGOTOキャンペーンには、批判も多いですが7月のタイミングでやらないと売上現象から6か月経過すると沢山の会社が潰れます。
8月の政策と経済活動次第で会社が倒産すると今後の日本経済に大きな傷跡を作る事になるでしょう。
私も社長の一人なので分かりますが社長は、自分の会社を潰さないように努力します。
粘って粘って耐えるでしょう。
最後力尽きるまでの時間は、会社によって異なりますが、私は、今日本で倒産しそうだけど粘って耐えている日本全体で、かなり多くあると感じています。
潰れそうだから積極的に人を入れて商売すると「自粛しろ」と叩かれます。
「人に来て欲しいけど、呼び込めない」
万が一コロナのクラスターを出すと世間から叩かれまくるハイリスクです。
経営が厳しい業種の経営者は、大変だと思います。
このメルマガをお読みの皆様は、経済や金融リテラシーが高めの方が多いと思います。
倒産しかけの経営者は、潰れそうでも全力で商売が出来ない状況を察して欲しいと思います。
2020年3月の私の予想は、7月から企業の倒産ラッシュと予想していました。
現状、まだそうなっていませんが現在は、国の支援と倒産しないように耐える会社が多くその時期は、数か月ズレると考えています。
増田個人の経済シナリオとお伝えしました。
企業の倒産は、相場とも関連しますので何かしら投資のヒントになれば幸いです。
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