株式会社サヤトレの増田です。
本日は「暗号資産のサヤ取り」をテーマにお届けします。
昨日の夜、ビットコインなどの暗号資産市場が大暴落しました。
現在、暗号資産は、ブロックチェーン上のスマートコントラクトという機能を使い自動契約で様々なプログラムが動いています。
その中には、金融の分野もあり暗号資産を世界の誰かに貸し出して金利を貰う事が出来るサービスがあります。
このような分散型金融をDefi(ディファイ)と呼びます。
それらの金融業の貸付担保となっている清算など巻き込み価格は−50%近く大暴落です。
投資対象が1日で半額になるなんて値動きが激し過ぎると感じますが暗号資産市場では、珍しくありません。
多くの投資家が暴落に巻き込まれました。
そんな状況の中、アメリカの電気自動車テスラのイーロンマスク氏が相場を操るような発言をTwitterで行うなど暗号資産は、荒れています。
過去、ウイルス対策ソフトのマカフィー創業者がTwitterで同様の事やって逮捕されました。
【参考記事】
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2103/08/news068.html
一流企業の経営者で超お金持ちなのに何で逮捕されるリスクがあるような危険なツイートをするのか?
私には、理解が出来ませんがイーロンマスク本人は、天然でやっていると思います。
テスラ株を保有している株主の方は、マカフィーと同様にイーロンマスクが最悪の場合、逮捕されるリスクを頭に入れておいた方がいいかもしれません。
株主は、投資先企業の経営者の言動も投資リスクの一つです。
また暴落中の暗号資産市場において私は、サヤ取りをやっていました。
投資家オンラインコミュニティー「CRANEs」にて手法を簡単にお伝えしましたが勉強になると思うので「現物価格」と「先物価格」のサヤと仕組みは、「サヤトレ通信プレミアム」にて解説しようと思います。
株式市場は、限月という期間を設けて先物と現物の価格を一致させる仕組みがあります。
しかし数年前から「資金調達率」という新しいデリバティブ市場で使える概念が登場して暗号資産は、それが主流になりつつあります。
限月がなく、永久的に先物を保有出来るのです。
この概念は、将来オプション取引にも活用される可能性が高く研究されています。
私達のようなサヤ取り投資家は、先物市場やオプション市場など売りが出来る市場があると投資戦略が広がります。
買いオンリーですと昨日の暴落時に資産は半減してしまいますが売りを上手く利用すれば価格ヘッジやサヤ取りなど投資チャンスが広がるのです。
ニュースでは、暗号資産大暴落と報道されると思いますがその裏側で暴落をチャンスと見ている投資家もいます。
高度な金融知識と腕が必要ですが暗号資産市場は、個人のツイッターで相場を動かせたり価格のサヤが多いなど未成熟ながらもチャンスある金融市場と言えるでしょう。
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