株式会社サヤトレの増田です。
本日は「世界の大局を読めない日本人」をテーマにお届けします。
昨日のメルマガで大局(世界の流れ)を読めなくなったおじいちゃん投資家の記事に少し関連した内容です。
http://sayatore.com/blog/2021/11/16/11846
昨日は、年齢の高齢化によって大局を読み辛くなる話をお届けしました。
そして本日は、そもそも日本人全体として大局を読むのが苦手な人種という内容をお届けします。
皆様は、今他国の世界が個別に何を考えてどういう方向に進もうとしているのか?
またその宣言は、本気なのか、建前なのか。
各国の資源、軍事、経済、技術、人の数、平均年齢などちゃんと総合的に把握出来ていますでしょうか?
ギクッ!!ってなった方は、まずは、アンテナを張る事から初めてください。
世界の大局が〇〇の方向で進んでいる時に日本は、その流れを知ってか知らずか?
規制で禁止してしまっていたり別の違う方向に進み出す傾向があります。
そして基本スタンスは、海外の流れを見てから数年遅れでスタートして、世界に追いつく感じです。
日本には、素晴らしい技術力や人材がいます。
大局を読んで早く決定出来れば、世界の中でその分野で先頭に位置付けられる実力があるのにもったいないです。
脱炭素のテーマに関しては、日本は遅れているのが世界中にバレてしまい、世界中から攻撃対象です。
エネルギー企業に融資している日本の金融機関にも世界からの攻撃のロックオンが定まっている状況です。
本日は、日本が何故、世界の大局を読めないのか?
私が考える理由を3つお届けします。
■1つ目の理由が島国です。
国が隣接していません。
これは大きなポイントです。
隣の韓国や中国の動向に関しても積極的に情報を取りにいかないと知る事が出来ないのです。
海外の流行を多くの日本人は知りません。
■2つ目の理由が英語です。
日本人は、英語が出来ないので海外の情報を手に入れる際に日本語で入手します。
海外の情報を日本のニュースを見て仕入れるのが一般的です。
しかし日本人の日本企業が海外のニュースを選び翻訳します。
日本人が何に興味を持っているか考えて海外のニュースを日本人向けに流しています。
日本語の情報は、世界から見ると片寄っていて国民全体も世界の大局を読みにくくしています。
■3つ目の理由が人口が多いです。
日本の人口は約1億2000万人います。
世界約200ヵ国ある中で11位です。
かなり上位にいます。
そして日本人の多くが中流階級で世界的に見た場合、豊かな生活をしています。
そこそこ多い人口が国内にいて、
みんなそれなりにお金を持っている。
このマーケット規模があると世界の流れと反対の事をしても、国内で売れるのであれば、それだけでも大きなマーケットになるのです。
現状の今ある国内市場で上手くいって儲かっている会社からすると、世界の流れ(大局)なんて関係ありません。
自社がこのまま儲け続けるための行動を取ります。
お金があれば、偉い人に渡したり会社の天下りに入れていきます。
こうして利権になっていくのです。
大局は読めていても、その流れに反対する今の仕組みで儲かっている利権勢力の邪魔で世界の流れを実現出来ない事も多くあります。
(理由は以上です)
【まとめ】
日本人は、島国なので外国人と交流する機会は乏しく英語で情報収集も出来ない。
そして大局を読めていたとしてもその方向に進む事を邪魔する利権勢力がいるので実現が難しい状態にある。
以上、日本の大局観に関する私の意見です。
しかし!
本日お伝えした状況は、私達投資家にとっては、大変大きなチャンスです。
私は投資家目線で考えた場合、日本がこのような状況にあるのは、個人単位で考えた場合は、とても有利だと考えています。
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