資本主義社会のトップは投資家

株式会社サヤトレの増田です。

本日は、「お金を稼ぐ」のと密接な関係にある
「仕事」について私個人の考えをお届けします。

公務員を除いた多くの方は〇〇会社のように
民間で誰かが作った組織で仕事をしている場合が多いです。

私もその一人です。

資本主義社会で考えた場合、株式会社の目的は
利益を稼ぎ会社の株主にお金を配当する事にあります。

資本主義社会のルール頂点にいるのは
経営を指揮する「社長」でも
現場で働く「社員」でもありません。

会社を設立する時に
お金を出資した「株主」です。

つまり、資本主義社会の頂点は投資家なのです。

株式会社に勤めている社長含めた社員の方は
「株主達を儲けさせるために毎日働いている」

これが今の資本主義社会のルールと言えます。

資本主義社会のルールで考えると
株式会社サヤトレに勤め給料をもらっている増田は
株主である増田を儲けさせるために働く事になります。

これが正しい経済の法則である事を理解しつつも
私は、少し違った考え方を持っています。

実際に一般的な多くの会社員の方も
株主の事を思い仕事をしているでしょうか?

株主を儲けさせるためを思い
働いている人はほぼいないと思います。

普通は「自分自身のため」「家族のため」「お客のため」

上記のように自分含めた身の周りの人にために
仕事をしている方が多いのではないでしょうか?

顔も見たことない株主様のために
毎日定時に出社して遅くまで残業して
頑張っている人がいたら、私は驚きです。

資本主義社会のルールとしては間違っていますが
私個人としては、仕事を行う最大の目的は
必ずしも株主のためである必要はないと考えています。

誰のために何のために働いてお金を稼ぐかは
働く個人が決めるべき時代にこれから
少しずつなっていくと考えています。

給料やお金はそこそこでいいので
自分の時間重視や、人のためになり
社会貢献性高い仕事を選ぶ人が
ますます増えていく事でしょう。

「株主を儲けさせるために働く人」は
今後ますます減っていくと予想します。

そして本日もう一つお伝えしたい事は
誰もが今、自分が属している立場が
有利になるように考えるという点です。

会社員であれば・・・
「もっと給料を上げて欲しい」

経営者であれば・・・
「社員の給料上げたいけど難しい。自分の給料を上げたい。」

株主(最も強い)・・・
「社員をリストラして株価を上げろ」

サービスを利用するお客・・・
「サービスの価格を持って下げてほしい」

上記のように皆がそれぞれ
自分が得するように考えます。

最近、社員の給料を安くして働かせる
ブラック企業が問題になっています。

これは会社員の立場が弱く
その他の立場が得をしているのです。

ブラック企業は批判されがちです。

しかし会社に勤める社員の給料を上げると
提供しているサービスや商品の価格は上がります。

牛丼が280円から380円に値上がるイメージです。

その会社で働く社員の方が頑張ってくれるおかげで
消費者は商品を安く手に入れる事を忘れてはいけません。

言い換えると「商品を安くして」というお客の要望は
「社員の給料を下げる」という事につながるのです。

そしてグローバルな視点で考えた場合
海外の安い労働力のおかげで日本は
便利で快適な良い生活ができています。

世界から貧困を無くしたいと考える事は
今の日本の快適な生活が出来なくなるという事です。

グローバル的に大きな視点考えると
新興国の成長で格差は、ドンドン無くなっています。

超お金持ちの日本は、新興国の追い上げによって
これからも少しずつ格差は縮まっていくでしょう。

日常生活をしていると自分のいる
立場からしか考える事が出来ません。

しかし違う立場から物事や経済を考えると
新しく見えてくる事があるかもしれません。

現在、上場企業に勤めている方は
まずは、自分の会社の株式を買って
株主になってみてはどうでしょうか?

自分が頑張って働く事で会社の業績が上がり
株価が上がれば、株主である自分も儲かります。

まさしく自分のために働く事が出来て
自社について色々を深く知る事が出来るでしょう。

読者様は、誰のために働き仕事をしますか?

ぜひ一度考えてみてください。

【参考記事】

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 編集後記
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本日のメルマガを書きながら金持ち父さんで
有名な「ESBI」について思い出しました。

E=従業員
S=自営業
B=ビジネスオーナー
I=投資家

読者様の立場はどれですか?

■金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント

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