満員電車を無くす方法

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【サヤトレ通信 第1686号】

株式会社サヤトレの増田です。

本日は「ダイナミックプライシング」をテーマにお届けします。

ダイナミックプライシングとは
需給状況に応じて物やサービスの
価格を変動させる値付け方法です。

分かりやすく浸透している
例で言えば旅行代金です。

年末やゴールデンウィークなど
みんなが旅行に行きたい人気の期間は
同じ旅行先で同じサービスであったとしても
旅行代金は大きく異なり高くなります。

その一方でギリギリまで参加者が集まらない場合や
急なキャンセルが発生した場合には飛行機やホテルを
埋めないともったいないので通常よりも割引の価格で
サービスを提供する事もあります。

「同じサービスでも繁忙期や人気のある期間は料金は高い」

経済合理的に考えると当たり前の事なのです。

ダイナミックプライシングは・・・
株式の価格と同じように需要と供給で
価格が変動する値付けとお考えください。

私は、ダイナミックプライシングは
様々なメリットがあるので基本ほとんどの
サービスで導入賛成の考えを持っています。

ダイナミックプライシングを導入する事で
サービス利用者全体の満足度は大きく上がり
企業側の売上もアップになる可能性が高いからです。

その中でも「時間帯を分散させる効果」が
最も大きなメリットになると考えています。

基本価格が一律の電車料金で考えてみてください。

汗だくのおっさん達を緩衝材にして
会社に運ばれる通勤ラッシュの満員電車と
お昼過ぎのガラガラの時間帯で電車は同じ料金です。

週末、酒とゲロの匂いが漂う終電の時間と
日曜日のガラガラ始発も同じ料金です。

電車が混む時間帯に応じて多少なりとも価格を
変更すれば人の動きは分散されて鉄道会社は
快適な空間を維持して作る事が出来るかもしれません。

また日本は終電逃すと電車は終わりです。

しかしダイナミックプライシングで
深夜の価格を高額に設定する事で
アメリカのように24時間走る路線を
新しく実現出来るかもしれないのです。
(NYは終電がなく24時間電車が走っています。)

電車が24時間動くのであればそれに付随した
新しい産業も登場してくるのではないでしょうか?

その一方で電車が24時間動けばタクシー業界が
困るなど価格変動する事で損をしてしまう人達もいます。

これまで一律料金だったサービスが需給によって
価格を変えるダイナミックプライシングを導入すると
必ず反対の意見が出てきて、先に進まなくなりがちです。

しかし経済が分かる人が増えるほど
一律料金の方が不公平であると気付くでしょう。

需給のバランスによって価格が変動する仕組みは
株式市場と同じように大変よく出来た仕組みです。

非常に公平性のある価格のつけ方なので
これから先、日本の慣習で長年一律定額だった
サービスおいてもダイナミックプライシングが
導入され始めていくと予想しております。

定額だったサービスがダイナミックプライシングに
切り替わった場合に経済にどのような効果があり
儲かる会社があるか考えてみてください。

読者様の投資・運用のヒントになれば幸いです。

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