中小企業の財務戦略 黒字か赤字か決める重要性

株式会社サヤトレの増田です。

本日は「中小企業の財務戦略」をテーマにお届けします。

先日、弊社の顧問税理士と
株式会社サヤトレの会社決算の
今期の見通しを相談しました。

弊社の決算は、1月末に設定しております。

法人の決算月を1月に設定した理由は
相場も締まり私が1年で最も時間が取れる
12月末~お正月に会社の会計処理を行い
1月の1ヶ月で最終調整を行うためです。

【イメージ】
■2月~12月末までの会計をお正月に計算

■1月の1カ月で最終損益の調整

中小企業の会計や財務の実情に関して
ほとんどの人は、知らないと思います。

上場している大手企業は別の話です。

中小企業に関しては、財務戦略を組めば
会社を黒字にする事も赤字にする事も可能です。

自社の最終損益を赤字か黒字か
経営者の意思で決められるなんて
その実情に驚く方も多いかもしれません。

「売上」という項目は自由が利きませんが
「損益」に関しては、時間とキャッシュがあれば
経営者側でかなり自由に変動させる事が可能なのです。

想定していたよりも売上が大きくなり
利益を減らしたければ「経費」を
増やす事で調整することが可能です。

利益を増やしたければ計上している
「経費」を減らせば利益を増加します。

また法人で投資をしていれば、投資している
ポジションを損切りや利確して調整も可能です。

利益で黒字が1000万円出ている会社が
投資している金融商品の評価損1000万円と
ぶつける事で損益通算して節税出来るのです。

これは個人投資家の投資の
最終損益に関しても同じです。

評価損100万円抱えた状態で来年を跨ぎ
利益確定100万円に対して20万円納税して
手取りは80万円しか残らない投資家は多いです。

上記の意味が分からない方は
ぜひとも下記のレポートをお読みください。

個人投資家のお役に立てる内容だと思います。

■個人投資家向け「税金」レポート(2019年度版)
https://investars.jp/theme/pdf/tax.pdf

中小企業の経営者が財務戦略において
最初に決めておくべき重要なポイントは
自社の最終損益を予め想定して決めておく事です。

経営者:「今期、予想外に売上跳ねて大きく黒字決算になったわー

上記のような社長がいたとすれば
会社が儲かっている点で素晴らしい事ですが
財務戦略は出来ていないかもしれません。

もし来期に逆に想定外に売上落ちたら
倒産するかもしれないからです。

予想外に売上跳ねたのであれば
「設備投資」や「広告費」や「外注費」など
来期以降に自社の売上がより上がる事に経費として
お金を使う事が大切だと考えています。

経費を使うという行為は節税に繋がります。

税金を支払わずに無駄使いしているように
見えるかもしれませんがそれは正しくないです。

なぜならば経費を使う事でまたそのお金を受け取った
会社の利益になり移転しているだけだからです。

経費を使うという事は
「利益の押し付け合い」です。

自社が納税するか他社が
納税するかの違いなのです。

個人投資家が投資で儲かって自分で利益を納めるか?

会社四季報やサヤトレのような有料の
投資分析ツールのサービスを契約して
契約した法人が税金を納めるかの違いです。

その結果、お金はグルグルと回り景気が良くなります。

【投資で儲かっている方へ・・・】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

投資の確定申告の経費としてご購入ください。
「投資分析ツール代」で領収書を発行します。

■高機能版サヤトレお申込みフォーム
⇒ https://investars.jp/member/form-new.php

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儲かっている個人や会社は、お金を使う理由が
事業に関係ない無駄使いはダメですが
節税であったとしても素晴らしい行為です。

私の会社は、予め財務戦略を明確にしています。

金融機関から融資を受けていますので
赤字にすると決算書の見栄えが悪くなります。

当初に想定した着地点を目指して
決算を調整していく方針です。

本日の発想や内容は、ビジネスを
している人に限った話ではありません。

個人投資家であれば、
自身の投資結果はもちろんです。

■個人投資家向け「税金」レポート(2019年度版)
https://investars.jp/theme/pdf/tax.pdf

そして投資家は、上場企業の財務指標を見る際に
利益が多いほど良いと考えるのも間違いと分かります。

Amazonがここまで大きくなれた理由は
儲かったお金を全て設備投資に回し続けて(税金を払わず)
ずっと赤字にして大きくなり続けたからと言えます。

稼いだお金を来年以降、儲かる事に
正しく使う会社は大きく成長するのです。

会社の決算書をみる時など投資
資産運用のヒントになれば幸いです。

【本日のマネー実践タスク】

「黒字」に出来るくらい売上があって稼いでいるけど
財務戦略で「赤字」にしている会社を見つけましょう。

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