バイトテロによる企業の損失と金融リテラシー

株式会社サヤトレの増田です。

本日は「バイトテロによる企業の損失」をテーマにお届けします。

最近ニュースでよく話題になる「バイトテロ」

バイトテロとは、飲食店や小売店の従業員が勤務先の商品・食品・什器を使用して悪ふざけを行う様子を撮影してSNSやネット上に投稿して炎上する現象を言います。

中々、上手いネーミングですよね。

バイトテロに関する私の持論ですが、こんなバカなことをする愚か者は、最近登場した訳ではなく、10年前も30年前にも数量変わらず存在していました。

しかしネットが発達していなかったのでその情報は、拡散されていないだけです。

スマホとネットと情報拡散の環境が整い、個人の情報発信力が増したここ数年でバイトテロを発見しやすくなっただけだと私は考えています。

そんな日々、ニュースを賑わせるバイトテロですが、ここ数年で少し報道の在り方が変わってきたように感じます。

それは、バイトテロによる経済的な損失をメディアが株価と時価総額を交えて報道した事です。

私はこの流れは、とても素晴らしいと感じています。

私は、バイトテロについて関心を持っています。

その理由は、バイトテロ1人の行動によって上場企業の株価を大きく下落させる事が可能だからです。

カッコよく言い変えると・・・

1人で大手上場企業の株価を動かす事が可能なのです。

先日、バイトテロで炎上したくら寿司では、翌日株価は130円下落(-2.3%)しました。

時価総額に換算すると-27億円に相当します。

この27億円分のうちバイトテロによる損失割合を算出する事は出来ませんがくら寿司の株主は、みんなでこの損失を分け合ったのです。

今回のバイトテロによって企業イメージの悪化、今後の客足減少、従業員の士気低下、採用コストの上昇などなど

それらのリストを総合的に考えられて株価は変動しています。

株価は、未来の企業価値をリアルタイムに反映する非常に精度の高い数字なのです。

会員限定メルマガ「サヤ取り通信プレミアム」にて「従業員を雇うリスク」について書いた事がありますが企業側としては、アルバイト1人に愚か者が紛れているだけで
最悪の場合、会社を倒産しかねない、大きなリスクです。

特にサービス業は「人」がとても重要です。

対面のサービスは、結局「人」です。

人が大切な業界においてこのようなバイトテロがニュースになるとこれから良い人は集まりにくくなる事でしょう。

■人気の無い業界

■魅力や能力が低い人が集まりやすくなる

■サービスの低下

■バイトテロ発生リスクが上がる

■企業ブランドおよび売上の低下

■優秀な人が士気低下で辞めてしまう

■採用コストが上がる

私がこのバイトテロの脅威に敏感になったのは、2013年のマルハニチロの冷凍食品に契約社員が農薬を混入した事件がきっかけです。

当時ニュースを観て私は、この従業員1人が企業にどれだけ多額の損失を与えたのか?

株価と一緒に確認していました。

当時メディアでこのニュースは沢山流れていましたがマルハニチロの株価を出して報道しているニュースは、少なかったように感じます。

しかし最近のニュースでは、企業の株価も一緒に伝えてくるケースが増えているように感じるのです。

これは、世間の人が企業の不祥事と株価の経済的な関係に興味を持っている証拠と言えます。

日本は、金融や経済に興味の無い方がまだまだ多いですが、今後は少しずつ経済や投資に興味のある方が増えていく事に期待したいです。

経済に興味を持つ人が多くなり個人が賢くなるほどそのレベルに合わせてメディアや金融のレベルも高くなる。

私はそのように考えています。

個人の力が大きくなった今!

個人1人で株価を動かす事は十分に可能です。

投資についても考え方を常にバージョンアップしていく必要がある事でしょう。

【本日のマネー実践タスク】
バイトテロによる企業の経済損失について考えてみましょう。

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