株式会社サヤトレの増田です。
本日は、「会社員のサービス残業」をテーマにお届けします。
先日、とある機会にサービス残業に関して真剣に考える機会がありました。
サービス残業・休日出勤(手当なし)自爆営業(自分で商品を買ってノルマを達成する行為)が当たり前の組織に勤めている方がいるので私から何か役立つアドバイスが出来ないか?
色々と考えてみました。
会社組織の名前は出せませんが誰もが知っている全国にある組織です。
私の結論としては「それが嫌なら辞めたらいい」と大変、冷たいアドバイスになってしまいます。
サービス残業をする会社員の心理について私は、あまり理解が出来ませんが色々と考えてみたので情報を整理してまとめます。
まず私の最大の疑問ですがシンプルになぜやりたくないサービス残業や休日出勤をするのでしょうか?
業務時間が終わったのであれば、「お疲れ様でした」とちゃんと挨拶して帰ればいいと思うのです。
少し前に「わたし、定時で帰ります。」というドラマが夜にやっていました。
サービス残業している方は、ドラマ放送時間でもまだ働いているので観られないのかしれません。
サービス残業で働いていると情報収集をする時間が減ります。
その結果、外部からの情報が遮断されて毎日会社のために働き、貰える給料はノルマ達成のために会社の商品を買う。
そんな悪循環に陥ってしまうかもしれません。
業務時間が終われば、帰る。
シンプルですが私は、そう思います。
そう言うと多くの方は、「みんな残業している帰り辛い」そう言う事でしょう。
とても良く分かります。
だったら残業してもいいと思います。
しかし残業するのであれば、残業代を申請するべきです。
みんながサービス残業しているので自分もサービス残業をするという日本人特有の心理を会社は、上手く使っているのです。
その一方で残業代が出る会社の場合は、日本の会社員の中には、自ら望んで残業して残業代を稼ぐ方も沢山います。
■残業するなら残業代を申請すればいい
■残業代が出ないなら帰ればいい。
サービス残業で苦しんでいる方の中には、私の考えに噛みつきたくなるかもしれません。
ストレスのはけ口に噛みつく相手を間違ってはいけません。
敵は、あなたを無給で働かせて儲けている組織の誰かではないでしょうか?
サービス残業をしている方の多くは、平社員です。
自分より上の立場の上司がいるので帰らせてくれないケースも多いでしょう。
小さい会社で社長の顔が見えている場合、従業員が無給で働いてくれれば、社長が儲かる。
これは、簡単に分かると思います。
しかし大きな会社や組織では、どこからの役職の人が社員にサービス残業をさせると儲かるのか?
その境界線を知っておくといいでしょう。
実際に私が過去に勤めていた証券会社の話をすると勤務する支店によってローカルのルールが沢山ありました。
〇〇支店は、残業代でるけど△△支店は、残業代が出ない。
証券会社は、出社が早く〇〇支店は、早く出社した際の朝残業まで出ているなど。
支店によって残業代のルールが違うのです。
私のいた支店では、年次によっては残業代が出ない支店ルールでした。
ある月、まとまって残業をした際にこれは、残業代がもらえると結構給料が増えるので損に感じました。
同期で上司に残業代に関して言いにいきます。
当時、疑問だったのが私は平社員ですが直属の上司である課長は、私達部下の残業代を出すと自分の評価成績に関係あるのか?
これがよく分かりませんでした。
私が無給で働けば、会社全体は儲かります。
会社の経営者や株主目線では、サービス残業をしてくれる社員が沢山いると会社は、儲かるのです。
支店にいる平社員のサービス残業は、課長の評価になるのでしょうか?
部長、支店長は、どうなんでしょう?
この疑問の正解は、有料版メルマガのサヤトレ通信プレミアムにてお届けします。
上司に「残業代つけて」と言いに言った結果。
数日後に、これまで全て残業代を入力するように課長が言ってきました。
私の代で支店の残業代ルールは変わったのです。
周りは、喜んでいましたが他の支店は、普通に残業代が出ているのでマイナスルールがゼロになっただけです。
今、会社員でサービス残業をしている方は、自分が無給で働く事が誰の利益につながっているのか?
あなたがサービス残業をして無給で働く事によって誰かが儲けているのです。
「管理職は、残業代が出ない」
上記のように謎な労働法のルールも社会の仕組みが見えると分かる事が多くあります。
最後にもう一度私の考えをお伝えすると日本では、労働環境がひどい会社が現実的に、沢山あります。
そんな会社に勤めている方は、制度を変えようと思っても実際、中々難易度が高いです。
他社でも働けるだけの実力をつけて嫌なら辞める。
残業代が出ない会社で人生に疲れている方は、会社に変わってもらう方向で頑張るよりも残業代が出る会社に入れるように自分自身が変わる方が簡単であると事をお伝えします。
近年、働き方改革で残業が出来ない時代になっているのでチャンスと言えるでしょう。
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