株式会社サヤトレの増田です。
本日は「収入が低い理由」をテーマにお届けします。
現在、仕事をしている方で収入に不満がある方は、収入アップの考え方の一つとしてとらえていただければ幸いです。
本日の内容は、言葉が足りないと上手く伝わらない可能性があります。
資本主義社会の前提条件から順番に3部構成で丁寧に解説していきます。
本日の内容に理解納得が出来ない方は、明日は、もっと理解出来ないと思います。
本日第1部は、資本主義社会の大前提をお伝えします。
そして第2部は、収入が低い理由・原因について解説を行い第3部で全体を詳しくまとめます。
私が資本主義社会のルールを知ったのは、大学卒業後に証券会社に入社して社会人になってからです。
社会のルールに気付い時期には、もう既に大人になっていました。
それまでは漠然とですが社会は、平等に出来ていて頑張って真面目に努力すれば、報われる社会と思っていました。
しかし実際は、そうではありません。
資本主義社会は、残酷で結果は、平等ではありません。
資本主義は、競争が大前提になっています。
勝ち負けという言葉で表現するのは、好きではありませんが、社会は、現実的に座れる椅子の数には、限りがあります。
努力をしたら、いつか必ず報われる。
現実そんな事は、ないのです。
競争なので努力しても自分の望む椅子には,座れない人の方が多いと言えるでしょう。
座りたい椅子があれば、そのの椅子に座るため競争をしてその競争に勝った人が椅子に座れるのが社会の大前提のルールなのです。
椅子取りゲームに近い資本主義社会において最も分かりやすい「職業」で解説します。
世の中には、沢山の職業があります。
時代の中で新しく誕生する職業もあれば、必要が無くなって消滅する職業もあります。
それらの職業は、経済の基本原理である「需要と供給」によって成り立っています。
そして職業でも一般的に給料の高い職業と一般的に給料の低い職業があります。
(個人がなりたい職業とは、別問題とお考えください)
日本では職業選択の自由があり自分の職業を選択する事が出来ます。
しかし職業を選べる人は、職業選択の椅子取りゲームに勝った者だけです。
全員が医者・弁護士・パイロット・芸能人・スポーツ選手になりたいからと言って人気の職業に就けるかどうかは、分かりません。
沢山の人がその職業を希望したとしてもその職業に座れるイスの数は、決まっています。
そのイスに座るため(その職業になる)には、その職業や就職先を希望する人達で競争して勝つ必要があります。
そして多くは、高校生の「大学受験」というシステムによって「学力競争」で大半が決まります。
医者という職業になりたい人は、なりたい人達が大学受験で競争して医学部に受からないとなれません。
医者になりたい夢はあるけど勉強は、苦手なので勉強はしたくない。
上記のような文句を言っても医者にはなれません。
医者になった人は、みんな高校生の時に勉強という努力して勝った人が椅子に座りその後、医者になっているのです。
競争して椅子に座れる数を決めると座れなかった人は、可哀そうです。
しかしなりたい職業に全員がなれる世の中にして全員が好き勝手やると社会は回らずに破綻してしまいます。
危険な仕事、汚い仕事、大変な仕事
上記のような仕事をやる人がいないと国として社会が上手く回りません。
座りたい椅子があるけれど競争に負けてその椅子に座れなかった人には、自分が希望しない職業であったとしても我慢して働いてもらう事で社会が回っています。
国民で座れる椅子の数を調整して競争させる事で国力全体のレベルアップを行いつつ、争いの無い社会を作るルールとして現在の資本主義になりました。
また資本主義では、人がやりたくない不人気な職業でも企業側が給料の金額を調整する事で働く人を調整しています。
月15万円の給料ならやりたくないけど月30万円の給料ならやりたいと思う。
資本主義社会は、需要と供給を原則に椅子取りゲームで競争する事で人類の歴史上、現状一番上手く回っている社会ルールなのです。
資本主義社会の大前提の説明が長くなりましたがどう思いますでしょうか?
私は、資本主義は平等で大変よく出来たルールであると感じています。
資本主義の時代ではなかった昔のように狩りが上手い人や力が強い人が評価される時代なら私は、生きれていないでしょう。
自分のやりたい職業やなりたい夢。
そしてお金が欲しいのであれば、その業界の椅子取りゲームのルールを確認して限られた椅子に座るための努力しなければなりません。
全員椅子に座れるような社会にすると国が崩壊する事が過去に歴史が証明しています。
人類の歴史上、何度も戦争をした結果一番平和になるのが現状の資本主義なのです。
資本主義社会のルール大前提をまとめます。
結果は、全員が平等ではありません。
人気の職業には、沢山の需要があり座れる椅子の数は、予め決まっている。
その限られた椅子に座るためには、競争が必要であり、競争に勝つには、努力をしなければならない。
人気の椅子に座るためには、厳しい競争に勝つ必要がある。
残念ながら負けてしまった人には、他の椅子で我慢してもらう事で社会が回っている。
資本主義社会の競争を分かりやすく椅子取りゲームに例えて説明しました。
次回は、本日の前提条件を踏まえてタイトルの収入が低い理由について解説します。
本記事は、収入が低い事を否定する内容ではありません。
収入が低くても好きな仕事を行って素晴らしい人生を歩んでいる人はいます。
実際、私もその1人です。
資本主義社会のルールを理解しつつお金よりも、自分のわがままややりたい事を優先に生活しています。
経済の仕組みやルールを分かりやすくお伝えするために解説していきます。
もし頑張っているのに収入が低い理由が分からない。
そんな方が経済の仕組みを理解する事で収入アップのヒントになれば幸いです。
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