収入が低い理由を考える(収入が高い職業と比較)

株式会社サヤトレの増田です。

本日も引き続き「収入が低い理由」をテーマにお届けします。

昨日は、収入が低い理由を解説する前に資本主義社会のルールをお伝えしました。

資本主義社会では、座れる椅子の数は決まっていて競争のルールであります。

人気の椅子には、沢山の人や会社が座りたがるので競争が激しくなる。

競争が激しくなる結果として全体的なサービスの質が高くなるのです。

厳しいですが参加者全員が座りたい椅子に座る事は不可能。

座りたい椅子に座れなかった人は、他の椅子を探してもらう事で社会が回っています。

【参考記事】

上記の大前提を元に、収入に関して解説します。

タイトルは、収入が低い理由としていますが分かりやすくするために収入が高い事例で解説します。

収入が高い職業として「プロ野球選手」で解説します。

世間一般的にプロ野球選手の収入は高いです。

全体の平均でも3700万円。

年収が高い選手では、数億円から数十億円を1年間で稼ぐのが野球選手という職業です。

■野球が上手い

■どんな球でも打てる

■速い球を投げられる

ここまで科学が発達した現代において「野球が上手い」という能力がなぜこんなにお金を稼ぐ事が出来るのでしょうか?

野球が上手い、走りが早い、力が強い、ゲームが上手い

資本主義社会のルールは、これだけで億稼ぐ事が可能です。

野球選手の収入が高い理由が理解出来ないと反対の収入が低い理由も理解出来ないでしょう。

ぜひ一度、お考えください。

野球選手の年収が高い理由は、昨日の資本主義社会のルールで考えると分かります。

【参考記事】

プロ野球選手になるには、沢山参加者がいる野球という人気スポーツにおいて数少ない椅子取りゲームに勝利した野球が上手な上位の人だけがプロになっています。

世の中には、野球選手になりたかったけど、叶わずになれなかった人が山のようにいます。

そして世の中の多くの人は、プロの野球の試合を観て感動・興奮して楽しみます。

野球のプロが行う試合を観戦する事に対して世界中の野球ファンは、お金を支払います。

野球というスポーツは、それだけの大きな市場があり楽しむ人が世界中に沢山いるのです。

沢山の人を楽しまる、喜ばせる、役に立つ

野球選手は、それが出来る職業です。

その結果として、収入は、高くなっているのです。

この資本主義のルールが分かると人気のお笑い芸人、歌手、Youtuberが億単位の収入がある理由が分かると思います。

■面白い話が出来る

■歌が上手い

■ゲームが上手い

上記を世界中の人が求めています。

そしてそのコンテンツを提供するために沢山の人が競争して限られた椅子を取り合います。

その椅子に座るためには、普通の多くの人には真似出来ない能力が必要となりその人物の希少性は、高くなるのです。

収入が高い理由の解説は、以上です。

これが分かれば、その反対に収入が低い理由も分かるのではないでしょうか?

収入が低い理由をプロ野球選手の逆で考えてみましょう。

■プロ野球選手は、誰でもなれない。(厳しい競争に勝った)
■収入の低い仕事は、誰にでも出来る可能性が高い。(競争があまり無い)

■プロ野球選手の仕事(野球)を世界中が欲している(需要がある)
■収入の低い仕事は、世間のニーズが少ない(あまり需要がない)

■プロ野球選手の仕事(野球)に世界中の人が喜ぶ。(価値を提供している)
■収入の低い仕事は、目の前の少人数が喜ぶ。(価値提供が少ない)

上記のように比較して考える事が出来ます。

しかし全ての職業や仕事や会社や役職にこのルールが当てはまる訳ではありません。

分かりやすい例としては公務員です。

公務員の場合、給料の源泉は、税金なので資本主義のルールが適応されません。

公務員の給料は、国の平均的な収入を超えすぎないように設定されています。

公務員のように税金が源泉になっている以外の職業は、基本的に資本主義のルールです。

現在、収入が低く、これから収入を高めたいと考えている方は、自分がやっている仕事は、どれだけの人の役に立ち、喜ばれているか?

考えてみると収入アップのヒントになるかもしれません。

身近な目の前にいる数人から感謝される仕事にやりがいを感じる方もいると思います。

それは、とても素晴らしい事であり誰からも否定されるべきではありません。

しかし目の前の少人数にだけ喜ばれて競争なく誰でも簡単に変えが効く仕事は、どれだけ苦労して頑張ったとしてもその収入は、これからも少ないままです。

その仕事が誰にでも出来る仕事の場合、賃金を支払う経営側は、もっと安く同じ仕事が出来る人を探して交換します。

その仕事がどれだけ素晴らしく自分で必要な職業に感じていたとしてもそれは、収入には、関係ありません。

誰にでも出来る仕事は、変わりがいるので収入としては、安くなってしまうのです。

資本主義社会の収入は、需要と供給で世間(市場)が決めると言っても過言ではないでしょう。

自分がその職業が好きで職業を選ぶ事は自由ですが好きでその仕事を選んだ場合においては、収入が少ない事は、受け入れるべきです。

【参考記事】

本日の内容をまとめます。

収入が高い人は、沢山の人から喜ばれ役に立っている。

野球が上手い、歌が上手い、面白い

上記が出来る人は、ニーズがありその能力に人は、お金を支払うので高収入になる。

どれだけ苦労して頑張って労働してもその労働をどれだけの人が喜ぶが収入に関係する。

収入が低い人は、自分の目の前の数人の少数にしか喜ばれていない可能性が高い。

またそのような仕事は、誰にでも出来る可能性が高い。

誰にでも出来る仕事は、変わりがいるので収入は、低くなる。

収入が低くても、その仕事が好きで自らで選択しているのであれば問題はない。

好きな仕事を選ぶか、収入を選ぶかの判断は人それぞれ。

以上が、収入が低い理由の解説です。

読む方が不快にならないように遠まわしな表現を使っていますので分かりにくい点もあるかもしれません。

またこのような記事を書くと次のようなご意見をいただきます。

「人を騙して稼いでいる悪いやつもいる」
(例外を出して論破したいパターン)

「高い収入の奴は、そんなに偉いのか?」
「収入が低い人は、収入を上げろって事ですか?」
(そんな事は、述べていない。間違い解釈パターン)

上記のようにこちらがお伝えしていない意図で内容を解釈されるケースもよくあります。

「お肉が好き」と書くと、書いていない情報で勝手に「野菜が嫌い」と解釈されるイメージです。

明日、最後にもう一度、まとめをお届けします。

質問や反論や共感などあれば、お気軽にご連絡ください。

現在、収入が低いけれど、今の収入に満足しておらず収入を上げたいけど、分からないと考えている方に何かしらヒントになる内容になれば、幸いです。

どうぞよろしくお願いします。

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