株式会社サヤトレの増田です。
本日は「公的資金の株購入」をテーマにお届けします。
本日、日経平均株価は、+334.95(2.02%)です。
アメリカなどの海外市場は、コロナショックで大きく下落している中、日本株は、下落する事なく底堅い状況です。
為替のドル円に関しては、大きな円高からのV字円安になっていて、正直よく分かりません。
金融危機やリスク回避の時にはこれまでは、長く円が買われるルールだったのですが最近ルール変更があったのでしょうか?
引き続き相場を注視しております。
本日の本題ですが、公的資金で株を買うとどうなるのかについてお届けします。
結論から言うとその答えは誰にも分かりません。
自称経済評論家やコメンテーターや投資家が色々と持論を述べていますが、分からないが結論です。
現在、日本や世界中はコロナショックの影響で経済全体が落ち込んでいます。
そんな中で日銀は、1年間で購入するETFを6兆円から2倍の12兆円に増額する事を発表して日々、東京市場で1000億〜2000億円株を買っています。
世界の流れとしては、現状株のようなリスク資産は、売るのがスターンダードで、株価は、下落する中で、日銀や年金のような公的な資金で株式を買い支えるのは、空売り(ショート)をする投資家には、脅しになっています。
ネット上では日本株はインチキと述べている空売り勢の人も多いです。
お金は、紙です。
国がその気になれば、何兆枚でも印刷出来ます。
極論言うと国民一人に1億円ずつ配る事も日本株を買い占めて国有化する事も可能です。
そんな極論な事はせずにバランス取り運用していますが直近の流だけを見ると日本株を売る海外投資家に対して、公的資金で株を買い、逃がしてあげている。
そんな状況を作っているとも言えるかもしれません。
日銀が買った株式は、いずれ売却しなければなりません。
下記に日銀の株式の処分の指針も明確になっています。
https://www.boj.or.jp/finsys/spp/kyoryo6.htm/
年間12兆円、株買う日銀の判断がこの先どうなるのか?
その答えが分かるのは、まだかなり先でしょう。
現状、日銀・年金が日本株を買うという方針は、個人投資家は、覚えておく重要なポイントです。
そしてその結末は、誰にも分かりません。
長い投資人生の中で楽しみの一つとして結末を見届けましょう。
私個人は、この結末シナリオを数パターン想定しています。
個人投資家オンラインコミュニティーなどで少しずつお伝えしていきたいと思います!
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