株式会社サヤトレの増田です。
本日は「自然災害リスク」をテーマにお届けします。
新型コロナウイルスと毎日降り続く雨による自然災害、暗いニュースが続いています。
私は、自営業という職業柄、会社員と比較するとリスクの高い立場です。
毎月働いて売上を作らないと生活する事が出来ません。
ケガをして働けなくなると詰むので日頃から危険やリスクのある行動を控えるように心がけて生活しています。
金銭的なリスクであれば、やり直し出来ますが身体的なケガや病気は、致命的なリスクと考えています。
現在、九州地方では大雨で川が氾濫するなど多くの犠牲者が出ています。
自分に何か出来る事はないか?
色々と考えますが、体力の無い私がボランティアで助けに行っても邪魔になって迷惑をかける可能性が高いです。
心を込めて千羽鶴(ゴミ)を折り、現地に送りつける自己満の迷惑行為は、災害時に絶対にやってはいけない愚行です。
私に出来る最善の行動は、義援金や消費活動など金銭的な支援。
そして今後、未来に自然災害で被災しないための情報発信と考えています。
自分に出来る最善を考えて行動します。
本日の本題に入りますが自然災害から身を守る私が考える一番有効な方法についてです。
今、被災している方もいるので、タイミングとしては、微妙ですが私は、2011年からずっと思い続けていた事です。
自然災害リスクから身も守る一番の方法は、「自分が住む場所を選ぶ」事だと考えています。
分かりやすく言うと、自然災害に強い地域に住む事です。
私は、1〜2年の頻度で定期的に2011年の東日本大震災の時に津波で全て流された地域に行く機会があります。
除染作業や瓦礫木材などの廃棄新しく堤防の建設の着工進捗など現地に行く度に時系列で確認しています。
津波で全部流された後の光景と復興具合の状況を知っています。
あくまで私個人の感想であり、人それぞれ事情や理由がある事は重々、理解しています。
正解はありませんので否定している訳では無い事もご理解ください。
私個人は、2011年に津波で流された場所に行く度、驚く事があります。
その理由は・・・
津波で全部流された場所に新築の家がポツポツ建ち始めている事についてです。
私個人が思う事は、一つ。
「この場所に家建てたら、また津波が来たら流される。なぜ数千万かけて、津波で流される場所にまた建てるのか?」
その地域から離れたくない感情的な人やその地域に仕事があり、便利なのでリスクとリターンを計算した結果、リスクを受け入れた人などもいます。
価値観は、人それぞれなので私の価値観を押し付ける気はありません。
しかし津波が来たら流されるリスクある場所に数千万円かけて家を建てる事は、私には出来ないです。
海・山・川が近くにある事は、沢山のメリットがあります。
しかしデメリットもあります。
住みたい場所に住めばいいと思いますが海・山・川の近くに住む際の自然災害リスクのデメリットは、住むうえで事前に把握して覚悟する事が重要ではないでしょうか?
自分の住む地域の自然災害リスクは、ハザードマップを見れば、ある程度分かります。
【参考記事】
これで全ての自然災害リスクを確認できる訳ではありませんが自然災害が発生する前に知りましょう。
■津波が来たら流される地域
■川が氾濫したら沈む地域
■土砂災害が発生したら埋まる地域
上記のような自然災害が発生する可能性が高い地域には、住まない。
私が自宅を選ぶ一つの基準です。
自然災害に強い場所に住む。
シンプルですがこれが自然災害リスクから身を守る一番有効な方法であると私は考えています。
何かしらの理由がありその地域に住まなければ、いけない方も沢山いて、個人個人事情がある事でしょう。
住む場所は、個人の自由で価値観なので正解はありません。
津波が来るエリアに住む方の価値観も全く否定はしません。
しかし自分と一緒に住む人の命を守るためには、自然災害リスクが高い地域を避けて住む事は、有効なリスク回避の方法である事を覚えておきましょう。
今後、引っ越しやマイホーム購入などを予定している方は、ハザードマップを見て住む地域を検討してはいかがでしょうか?
以上、リスク回避の方法の一つとして参考になれば幸いです。
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