株式会社サヤトレの増田です。

本日は「真剣相談は本音が大事」をテーマにお届けします。

先日、ビジネスの相談をされる機会がありました。

会社を辞めるみたく大勝負です。

一回り年下の若い子なので、無償で何か役立ちそうな知識をフルに提供しました。

そんな中、可愛いと思う事が真剣にビジネスの相談をしに来ているのにも関わらず本音を私にぶつけて質問や相談してこないという点です。

具体的な表現としては・・・

「〇〇業界を盛り上げたい」

「日本で〇〇を広めたい」

「〇〇の人に喜んでもらいたい」

上記のような表側で発するタイプの大変耳障り良い公式用の言葉です。

私は、相手の本音が違う事を分かっているので突っ込みませんが、相談者が本音を隠して聞いてくる。

こういうケースは、世の中に多いです。

「〇〇業界を盛り上げたい」というのは建前で本音は「儲けたい。お金欲しい。売上欲しい。」

質問内容を建前で聞いてくるのです。

「〇〇業界を盛り上げたい」という相談と「儲けたい」という相談は、回答が全く異なります。

本心で盛り上げたいのであれば、そのアイデアを出しますがほとんどのケースで本音は次のようなイメージです。

「お金を儲けたいです。ついでに〇〇業界が盛り上がると嬉しい」

最初から本音で言ってくれた方が相談に乗る側としても気持ちが良いです。

また相談してくる本人が本音ではなく自分が建前で相手に質問している事に気付いていないケースもあったりします。

これは要注意ですね。

こっちは、真剣にビジネスをしていますのでお金を儲ける重要性について分かっています。

「お金儲けたい！」

真剣な相談であるほど恥ずかしがって隠す必要なんて全くありません。

病気になったら医者の前で全裸になりますよね？

恥ずかしがって隠したり嘘つくと悪化します。

もちろん私だって公の場で話す際には、「サヤ取り投資、ロングショート戦略を日本に広めたい。」

綺麗な言葉を使う事もあります。

しかし経営者にビジネスの相談をする際には、綺麗ごと無しに「ユーザー数を増やしたい！」と言います。

自分が一番欲しい数字を正直に述べて相談します。

これが回りくどく無く、相手も回答しやすいでしょう。

皆様も他者に何かを質問する際には、自分の好感度を気にしてオブラートに包んだ遠回しな表現をしていないでしょうか？

質問の仕方や相談の内容は、時として本音で相手にぶつける方が素早く良い回答が返ってくる可能性もあります。

他者に何か相談する際のヒントになれば幸いです。