株式会社サヤトレの増田です。
本日は「かんぽ生命問題」をテーマにお届けします。
危険なテーマなので誰でも読める無料版メルマガで記事にするべきか悩みました。
しかし少しでも多くの方に金融商品を購入や金融職員のモラルの実情に関して注意喚起になればと思います。
少し前のニュースなのでご存知の方も多いと思いますがかんぽ生命が保険の2重払いや無保険状態など顧客にとって不利になる不正な販売が18万件あるとニュースになりました。
なぜ2重払いや無保険状態など問題が発生したのか?
一言で言うと「手数料稼ぎが目的」です。
保険業界のルールをクリアしつつ販売員がノルマを達成するために保険という手数料ビジネスの金融商品を高齢者を中心に不正に販売していたのです。
郵便局で働く職員の多くが、「お客の不利益」と「自分のノルマ達成」を天秤に置いた際に、ノルマ達成の為にお客の不利益を選んだ事が分かります。
郵便局の人がそんなヒドイ事する訳がない!
そう思いたい方が沢山いる事でしょう。
しかし現実は、違います!
金融業界で働く営業員の中には、自分の報酬アップのためであれば、高齢者を平気で騙す人は、沢山います。
これが金融・投資業界の現実なのです!
また会社の経営陣は、当初は、契約者様から契約書にハンコをもらって法的に手続きしているので問題は無い。
このような不正があった事は、最近知った。
そう言い訳していましたが火消しに失敗。
問題が明るみになって大きくなる中で日本郵政の経営陣は、保身に走り嘘を重ねます。
一度ついたウソは、ほころびからドンドン状況は悪くなっている状況です。
また日本郵政の経営陣は、かんぽ生命でこの不正問題を知っていたにも関わらず2019年4月15日に公募でかんぽ生命の株式を売リ出しました。
「かんぽ生命なら安心」そう思って買った方も多いのではないでしょうか?
かんぽ生命買った投資家は、損してますよね?
会社は、不正を知りながら株式をあなたに売ったのです!
株式市場でこんな事が頻繁に起こっていたら投資家は、安心して投資する事が出来ません。
投資家は、ぜひ怒ってください。
私自身、元総合証券会社で同期の多くが金融機関に勤めているのでエグい裏話は、沢山知っている方だと思います。
しかし今回の日本郵政の事例は、結構ショックでした。
そういう私の中でも郵便局の職員は、他の金融機関よりもモラルが高いと勝手なイメージがあったからです。
手数料目的に認知症のボケた高齢者を「ゆるキャラ」「半ぼけ」と隠語で呼び、顧客に不利になるような保険を不正販売。
その事実を組織のトップが知りながら、投資家にかんぽ生命の株式を売りさばき儲ける。
反社との違いって何でしょうか?
近年、金融機関の不正や問題が少しずつニュースに出るようになり、お気づきの方も増えてきたと思いますが、そういう事なのです。
このような会社の不正が世の中で明るみなるとその会社で働く職員の意識は大きく低下します。
自己紹介で、私は、郵便局員です。かんぽ生命を販売しています。
自己紹介で自信を持って言えるでしょうか?
郵便局の中には、モラル高く営業している方も多くいます。
真面目にやっていた郵便局員は、可愛そうですね。
私は、金融という職業は、他の職業よりも遥かに高いモラル高い人物が行うべき職業であるべきと考えています。
私が証券営業をしていた短い中でも認知症のボケかけのおじいちゃん、おばあちゃんが沢山いました。
高齢者の多くは、暇なので話相手が欲しくて自宅にあげてくれます。
そして孫みたいと言って可愛がってくれて仲良くなれます。
そいて高齢者の多くは、タンス預金していて自宅に現金があるケースも珍しくありません。
金融機関なのでお金の話は、普通にしますしボケているのでタンスにいくらあるかも教えてくれるます。
状況をまとめと・・・
ボケかけたおばあちゃん1人の自宅にお邪魔してタンス預金の現金数千万円がすぐそこにある状態です。
認知症の高齢者をゆるキャラ呼ばわりするようなモラルの低い奴がそんな状況に遭遇したら・・・
私は、何かが起こる可能性は、十分にあると思います。
そしておばあちゃんは、ボケているのでタンス預金が無くなっても気づかないかもしれません。
そして無くなっても盗んだ証拠が無ければ、分からないので不正は、もみ消されると思います。
大手の金融機関だから安心。
郵便局だから安心。
その考えは、とても危険です。
人を信用出来ない世の中は、悲しいですが、自分や家族のお金を守るためにもご注意くださいませ。
ぜひあなたの高齢のご家族が金融機関の職員と仲良くしている場合には、本当に大丈夫か?
心配して確認して欲しいと思います。
高齢者だけで住んでいると金融機関の営業がニコニコやってくるかもしれません。
最後になりますが日本郵政やかんぽ生命関係者の方でもモラル高く一生懸命働いている素晴らしい方も沢山います。
もし関係者の方が記事をお読みの場合、本日の内容は、不快な思いをするかもしれませんがどうかお許しくださいませ。
金融業界の闇について、知らない方が多くいる現状で、かんぽ生命を事例として注意喚起するためにも記事にしました。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
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