逆イールド現象と株価下落について

株式会社サヤトレの増田です。

本日は「逆イールド」をテーマにお届けします。

8月14日にアメリカの債券市場にて逆イールドが発生して株価が800ドル下落しました。

逆イールドとは、債券の長期金利と短期金利の逆転現象のことを言います。

債券価格と金利の金融ルールを理解していないとこの現象を理解する事は、中々難しいです。

債券市場のルールを簡単に説明すると安全性の高い債券を多くの人が買いたいと思うとその債券の価格は、人気によって上昇します。

100円で1年満期の金利10%の債券があった場合、100円で買うと1年後には、110円で戻ってきます。

この債券投資では、10円(10%)の儲けになります。

しかしこの債券が人気となって106円まで値上がると投資の儲けは、4円(4%)となるのです。

このように債券のルールは、債券価格が上がると儲けの金利は、下がるというルールがあります。

通常の債券市場では、長期債の方が金利は高く、短期債の金利は低くなるのが一般的です。

なぜならば、満期までの期間が長いほどリスクも大きくなるので金利が高くなるからです。

しかし先日のアメリカの債券市場では、10年物国債の利回りよりも2年債の利回りの方が高くなる逆転現象が起きました。

この逆イールド現象は、12年ぶりの現象です。

つまりリーマンショックが発生する少し前にも逆イールド現象が発生していたのです。

また2000年のITバブル崩壊の前にも逆イールドが発生しています。

逆イールドが発生してから平均18か月後にアメリカの景気は、大きく悪化しております。

もしこの法則性が当てはまるとするならば、1年後の2020年の東京オリンピックが終わった後に世界経済が混乱する可能性が出てくるかもしれません。

過去の経済の事例をみると逆イールドが発生した後にアメリカが利下げに動いたとき、株価が暴落しています。

リーマンショックから10年以上経過してアメリカ株は、最高値を更新して右肩上がりに長期的に上昇し続けて投資家を儲けさせてきました。

同じ繰り返しにならないようにアメリカが対応する可能性はありますが同じ事を繰り返すのであれば、株価暴落の
タイミングは、読みやすいかもしれません。

この記事の読者は、信用売り(ショート)をする投資家も多いことでしょう。

信用売り(ショート)をする投資家は、株価暴落のタイミングが分かれば、大きな投資のチャンスとなります。

今回の逆イールド現象は、10年に1度のとても分かりやすい暴落シグナルと言えます。

平均18か月後や利下げタイミングのようにデータも充実しています。

同じように暴落が訪れる可能性は、十分にあるので予め準備をしておくと大きな投資チャンスになるのではないでしょうか?

暴落しても儲かる投資戦略を意識する事が大切です。

相場が下落したら投資で損するという固定概念は、捨てて、自分の金融資産を守りましょう。


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