株式会社サヤトレの増田です。
本日は「日本のマイナス成長」をテーマにお届けします。
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先日、外資系ファンドを舞台としたドラマのハゲタカが面白くて一気に観ました。
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その中で出てきた言葉がとても印象的でした。
「失われた30年」
この言葉ですが、私が証券会社に勤めていた10年前までは、次のように呼ばれていました。
「失われた20年」
上記の言葉の方が有名かもしれません。
そこから10年経過して最近では、失われた30年と呼ばれているのです。
昨日、発表された日本の国内総生産(GDP)は、2019年10〜12月期は、年率換算では−6.3%です。
消費税が10%に上がったタイミングの数値なのでその反動もあると思いますが私個人は、次のように感じています。
日本は、失われた40年目に突入している。
日本経済がマイナス成長しても日銀がお金を刷って株を買えば日本の株価は、上がります。
株価が上がっているので景気が良い。
上記の考えは、もう古く最新の経済知識としては、間違っています。
日本経済がマイナスになっても株価下がるかは、日銀の紙の印刷次第です。
【参考記事】
またこの「失われた30年」という言葉に対してレオスキャピタル藤野英人氏が過去テレビ番組で私にとって、凄く印象に残っている事を述べていました。
失われた〇〇年という表現に対して日本は「失われた」という表現を使っていますが一体「誰に失わされた」のでしょうか?
日本は、「失われた」のではなく自分達の選択ミスで「失った」
失われたと受動態で表現する事で日本以外の他の何かの責任にしているという言葉です。
私は、確かに!と共感しました。
現実は、「失われた」ではなく日本自らのミスで30年間成長出来ずに「失った」のが現実なのです。
この負けやミスを日本全体が認めない限り失われた〇〇年は、これから先も続くでしょう。
日本が失い続けている間に、他の国は、経済成長を続けています。
相対的に見て日本は、経済的な立場で他国に抜かれて下の立場になってしまいます。
最近、海外発の新しく素晴らしいサービスでも日本のマーケットは小さく縮小している、海外展開の際に日本は、後回しでいいやと考えるグローバル企業が年々増えてきています。
日本人の立場から残念です。
そのためには、失われた30年という表現ではなく、自分達の選択肢の失敗を認めて「ミスして失った30年」
投資と同じように経済においても負けや失敗を認めて損切る勇気が重要なのかもしれないと感じています。
本日のタイトルは、失われた40年に突入とキャッチーなタイトルを書きましたが実際の日本経済全体が10年後にそうならない事を願っています。
もし仮にそうなってしまった場合でもこの記事をお読みの個人やご家族の経済は、マイナス成長にならないように行動しましょう。
国全体がマイナス成長であってもあなた個人は、プラス成長していきましょう。
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