株式会社サヤトレの増田です。
本日は「金(ゴールド)」をテーマにお届けします。
直近ニュースでも取り上げられる機会が多くなっていますが、今、金(ゴールド)の価格が過去最高値を更新して上昇しています。
歴史上最高値なので、ゴールドを買って損している投資家は、世界中にいないイメージです。
本日は、なぜゴールドの価格が上がっているのか?
その背景についてお届けします。
ゴールドの価格が上がっている一番大きな背景は・・・
「通貨価値の下落」です。
米ドル、日本円、ユーロなど世界のお金は、紙に印刷された紙幣です。
中央銀行が紙とインクを用意して印刷すれば、通貨はいくらでも発行する事が可能です。
世界各国で通貨を印刷し続けた結果、世の中に流通している通貨の総発行量は、年々増え続けています。
通貨の発行量が増えると1通貨あたりの価値は薄れます。
ドルも円も同じように新規発行されているのでドル円為替レートで確認すると分かりません。
しかし通貨とモノで比較すると、明らかに年々通貨の価値は下落しています。(インフレ)
一昔前の日常品の物価を考えてみてください。
カップラーメンは、1個100円〜150円くらい。
アイスは1個100円前後でした。
おにぎりは、基本全部100円です。
私は、学生時代にコンビニでバイトしていたので覚えています。
しかし最近では、カッブラーメンは150円〜250円。
アイスは150円前後、おにぎりは、120円が平均的な相場になっています。
肌感覚として物価の上昇率として、+20〜50%くらい上昇しています。
言いたい事は、ドルも円も通貨の価値は、通貨発行総量が増えて年々少しずつ価値が下落しているという事です。
その一方でゴールドは、紙(通貨)と違って埋蔵量や供給量に限りがあります。
一部でゴールド偽造技術が高くなってニセモノもありますが、本物のゴールドは、沢山入手したくても手に入れる事が出来ない。
希少価値の高い現物資産なのです。
現在、新型コロナウイルスなど世界経済は、混乱して多くの国で大規模な金融政策を取っています。
10万円の給付金貰った方多いと思いますが日本も大量に通貨(円)を発行して、ばら撒いています。
いくらでも発行可能な紙(通貨)の価値が下がるほど、相対的に手に入れたくても手に入らない希少性高いゴールドの価値が上がっているのが現在の背景です。
私は、金価格は、長期的に見るとこれからも年々上がり続けると考えています。
その理由は、紙(通貨)の価値が今後も下がると考えているからです。
通貨価値下落の経済の仕組みを理解していないと数十年と長年かけて、努力してお金を貯めても数十年後には、その貯めたお金の価値は、下がっている。
そういった事は、十分に考えられる事でしょう。
この金融・経済知識は、基本的な事ですが知らない大人の方も多くいます。
お金の価値は、同じで一定だと思っている方は、間違いです。
学校で習うテーマでも無いので出来るだけ若いうちから理解して正しく投資する事が重要と言えるでしょう。
そして最後になりますが、私は、金(ゴールド)よりも今後、価値を高めていく可能性がある現物資産に注目しています。
それが暗号資産です。
こちらの方が伸びしろが大きいです。
ビットコインのような暗号資産に関しては、2017年にバブルが来る前も後も私は、考え方を変えていません。
暗号資産の中で生き残りをかけた勝負が繰り広げられていて、どれが勝ち残るかは分かりません。
しかし暗号資産全体は、ゴールドと同じように金融資産としての価値を高めていくと考えています。
【過去の暗号資産に関する過去記事】
金(ゴールド)に価値を感じる投資家の方は、暗号資産の仕組みや市場規模(時価総額)にも注目してみては、いかがでしょうか?
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私の考えもシェアしています。
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