株式会社サヤトレの増田です。
本日は「2021年の経済予測」をテーマにお届けします。
直近の株式相場全体の復習と2021年の未来予想をお届けします。
まず直近の相場全体の復習ですが、新型コロナウイルスが世界中で感染拡大を続けている中、世界の株価は、最高値を目指すなど上昇していました。
アメリカは、日本以上に感染者は、増加し続けて実体経済は、打撃を受けて不景気でもそれに関係なく株価は上がっていたのです。
この背景の一番の理由は、世界的な金融緩和です。
アメリカはドル、日本は円、EUはユーロ
世界中が共通でお金を印刷して世間にバラ撒き経済が冷え込まないように対策したのです。
国は、国債を発行してお金(円)を印刷出来る日銀が国債を買い取ります。
国は、その印刷された円を国民全員に一律10万円配るなど沢山使ってきました。
大量の1万円が印刷されて世の中に流通すると1万円の価値は、下落します。
1万円(通貨)の価値が下がると物(ゴールド)や暗号通貨や株式のような資産価値がある投資対象の価格が上がるのです。
世界中で新しく印刷された通貨が行き場を失って投資対象に流れて、株価が上がっていたのが現在の株式市場の状況です。
「世界的な通貨大量印刷(株価上げ要因)」 VS 「コロナの景気悪化(株価下げ要因)」
上記のような対立構造において通過大量発行している金融緩和で株価を押し上げているのが現状です。
(相場の復習終わり)
そして2020年8月〜2021年にかけて世界がどうなるのか?
私の未来予測をお届けします。
結論から言うと世界の実態経済は、最悪な不景気になる事でしょう。
【具体例】
■給料や収入が減る
■会社が倒産する
■失業者の増加
■近所のお店が閉店する
■家族、親戚、友人がリストラされる
■新しい技術の開発にお金が集まらない
■犯罪する人が増える
■鬱や精神を病む人が増える
■自殺する人が増える
などなど
良くない暗い事が沢山発生する事でしょう。
テレビのニュースになって報道されないと多くの人は、知らずに終わりますが自ら情報を追って統計をみると事実が分かると思います。
2021年に実体経済が悪化すると考える根拠は、実体経済の悪影響は、遅れて時差で後からやってくるからです。
そして現在、コロナのワクチン開発は、進んでいますが今すぐ出来たとしても普及するまでに1年はかかります。
つまり現時点で2021年まで個人が気軽に海外旅行なんて無理なのです。
現時点で航空業界の国際線の需要は、2021年に回復しないのは、確定です。
回復まで早くても最短でも2年はかかる事でしょう。
2021年の実体経済の不景気は、私の中で確定しています。
そんな中、株式市場がどうなるかについては、シナリオを複数想定してチャンスを狙っています。
このシナリオは、有料メルマガ「サヤトレ通信プレミアム」にてお届け予定です。
繰り返しになりますが最近の実体経済と株価は、リンクしていません。
【参考記事】
http://sayatore.com/blog/2020/03/31/10908
http://sayatore.com/blog/2020/04/01/10911
2021年は、景気が悪くなるので株は、売られて下がるのが普通なのですが・・・
■日銀が株を買う
■GPIF(年金の運用)が株を買う
■お金持ちがお金余らせて株を買う
などなど沢山お金がある所が株を買い続けるので中々下がっていません。
「世界的な通貨大量印刷(株価上げ要因)」 VS 「コロナの景気悪化(株価下げ要因)」
私は、この戦いの行方が個人的にとても楽しみです。
どちらが勝っても自分が儲かるようにシナリオの想定と事前準備をしたい考えです。
これから高確率で訪れる不景気に備えて、出来る対応を考えておきましょう。
日本政府や勤める会社の失策によりあなたと家族の生活が危ぶまれるかもしれません。
本日の注意喚起が1年後の救いになれば、幸いです。
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■「CRANEs」の加入方法解説
http://sayatore.com/blog/2020/03/11/10867
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