証券会社の未来予測

株式会社サヤトレの増田です。

本日は、総合証券会社における
私個人の経験と考えから証券業界の
未来予測を届けします。

バブル時代を経験した方のイメージからすると
証券会社に勤めていると聞くとステータス高く
給料も高給な職業に感じる方が多いかもしれません。

しかし断トツで勝ち続けている野村證券は例外として
総合証券業界は、非常に厳しい業界になりつつあります。

証券会社のビジネスモデルは大きく3つです。

■販売手数料
(個人投資家に金融商品を販売した際の手数料)

■引受業務
(株や債券などを発行元から買い取って投資家に販売してサヤを抜く)

■自己売買
(自分達で投資を行って儲ける。トレーディング部門)

私は、過去個人投資家向けに個別株の販売や
会社が引受けた債券や株式などの金融商品を販売して
手数料を稼ぐリテールという部門の社員でした。

大変良いお客様達に可愛がられて
投資について学び育てていただきました。

しかし働きつつも正直な感想としては、
高齢の投資家向けに販売手数料で儲ける
手数料のビジネスモデルは、これから先の未来
「一気に衰退する」と感じておりました。

その一番大きな理由は、高齢者の方が亡くなり
遺産相続でネットを使える世代が資産を保有すると
家まで営業に来て対面で金融商品を勧誘される事を
嫌う時代が将来的に訪れると感じたからです。

総合証券は、対面でお客様に投資の説明をしたり
投資の相談に乗るという点が最大の強みです。

お客である投資家も証券の担当者がついて
相談出来ることがメリットになります。

しかし私もその一人ですが今後の将来は
その対面営業をむしろ迷惑(デメリット)と
感じる世代が増えていく時代になると考えています。

証券の担当者から株価の値段の報告もいらないですし
興味のない社債や投信をお勧めに電話をいただいても
申し訳ありませんが私は、迷惑に感じてしまうのです。

そのような手厚いフォローに安心感ある方は
まだまだ高齢の方を中心に多いと思います。

しかし時代の大きな流れとしては、
個人が金融知識を高めて証券マンのお勧めではなく
自分で投資決定する時代になると予想しています。

私は、IPO(新規上場株)に投資したいです。

しかしIPOを総合証券会社の担当者からもらうには
日ごろから担当者の営業を受けたり話を聞いてあげて
仲良くならないとIPOを貰う事は出来ません。

【参考記事】

IPOは欲しいけど対面の営業というデメリットが
怠いのでIPO投資を諦めているのが今の私の状態です。

電話も対面営業もいらないのでIPOだけ欲しい方は
私以外にも多いのではないでしょうか?

総合証券会社の最大の強みである「対面」は
将来的にデメリットになるかもしれません。

そんな経緯から総合証券の販売手数料収益は
全体的にネット証券に流れると予想します。

そして株や債券などを発行元から買い取って
投資家に販売してサヤを抜く引受業務に関しても
IPOする企業の減少や、上場企業全体としては
内部留保が貯まりまくってお金を必要としていません。

そしてファイナンス案件に関しても最近は
SBI証券や楽天証券を中心にメルマガを使って
募集をかけてくるようになりつつあります。

引受業務に関しては、しっかり投資家に捌いてくれる
実績が非常に重要になりますがネットで金融商品を買う事に
年々抵抗が無くなりつつある時代が来ているのです。

【参考記事】

今後、総合証券会社が目指すべきビジネスモデルは
本物の富裕層をターゲットに資産運用のコンサル業務と
自社で組成したヘッジファンドの販売だと考えています。

個別株は、どこで買っても同じなので
ネット通販と同じようにネットが使える世代は
比較して安い会社で買う事が普通になるでしょう。

総合証券会社が目指すべきは
高給路線の大塚家具のようなビジネスです。

私は、ニトリで十分です。

【参考記事】

↑改めて読みなおすと中々、興味深いです。


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